シンガポール英語集中講座のすすめ

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トランプ新大統領 就任演説 (各国メディアの反応)

シンガポール留学に参加する(参加した)皆さんへ

先ほど、トランプ新大統領の就任演説(Inaugural address)を訳しました。音声を聞きながら訳を目で追っていただけたでしょうか。

演説を見た感想はいかがですか? 

クリティカル・シンキング という言葉をご存知ですか?
批判的思考と訳されますが、見聞きしたことを鵜呑みにしないで、本当に正しいのか考える姿勢です。これは、日本ではあまり訓練されませんが、欧米では必ず学ぶ学習姿勢で、私が経験したIB(インターナショナル・バカロレア)のカリキュラムやフランスでは本当に重要とされています。日本では批判ばかりする人は「協調性がない」などを言われてしまうこともありますが、海外では批判的意見が言えない人は「頭が悪い」とみなされます。異なる意見を出し合うことで元の考えを高めていけると考えられているからです。
以前、イギリスの名門大学への日本からの編入方法の講演会の通訳をしたのですが、アジア人はこのクリティカル・シンキングをみっちりやらないと大学生になれないという話でした。

さて、今回のトランプ大統領の就任演説。終了直後からアメリカメディアでは様々な批判がされています。

それを見てみましょう。
太字はトランプ新大統領の演説です。

しかし、今日のこの式典には特別な意味があります。なぜなら、今日は政権や政党が交代しただけではありません。 我々は政権を首都ワシントンから国民の皆さんに戻そうとしているのです。


  • -これは非常に大衆迎合的(=populist)な演説。選挙運動中の話術より一層、大衆迎合的になっている。(ワシントン・ポスト紙記者 以下WP)

大切なのは、どの政党がこの国を支配するかということではなく、この国が国民によって統治されているということです。2017年1月20日は、国民が再びこの国の統治者になった日として記憶されるでしょう。

  • かつて民主党員で、政治経験のないトランプのこのスピーチは、従来の共和党の綱領と大きくずれている。(WP)


犯罪、ギャング、薬物があまりに多くの命を奪い、これから生まれる潜在的な力を奪ってきました。このようなアメリカの大量殺人(American carage) はすぐにここでストップします。


  • なんとも暗いメッセージ 「アメリカの大量殺人」 ここだけがテレビで何度も再生されるんだろうな。トランプは現状を、地獄のように語って大衆の気を引こうとする。トランプは犯罪統計をよく誇張する。(WP)
  • アメリカの路地の暗いイメージを描くのは党大会の演説の時と同じ。凶悪犯罪は2015年に4%上昇したものの、この数十年間ずっと下がり続けている。アメリカは前の世代よりもずっと安全になっている。(ニューヨークタイムズ紙 以下NYT)


ここ何十年間も我々はアメリカの産業を犠牲にしながら、外国の産業を豊かにしてきました。我々の軍隊を悲しいほど消耗しながら、外国の軍隊を支援してきました。他国の国境を守る一方で、自らの国境を守ることを拒否してきました。


  • これは共和党の大統領にしては、非介入主義的な姿勢。海外への介入の規模を縮小する一方で、国内の軍事力を拡大しようとしている。(WP)
  • ここ数年、アメリカの企業はグローバル化によって記録的な高収益。苦労しているのは労働者(NYT)
  • アメリカ国防省はアメリカ軍に1年間に6000億ドル支出している。2位以下の軍事大国6カ国分の支出を合わせたより大きい。消耗などしていない。(NYT)


この日から、新たな考え方がこの国を支配します。今日から、アメリカだけを優先します。アメリカ・ファーストです。

貿易、税金、移民、外交、全てがアメリカの労働者やアメリカの家庭の利益になるように決定されます。我々は国境を守り、我々の製品を製造したり、我々の企業を盗んだり、雇用を破壊したりするような他国の略奪から国を守ります。

  • 中国との貿易により、2000年から2007年までの間に工場の雇用が100万人分失われた。しかし、オートメーション化や効率化が雇用削減のより大きな原因。アメリカの工場の生産量は史上最大。仕事がなくなっただけ。(NYT)
  • また生々しい表現。我が国の輸入依存の増大を「ravages 略奪 破壊行為)」それに対して、「みなさんを決してがっかりさせません」と希望のある言葉で安心させる。面白い並列表現。(WP)
保護は大きな繁栄と強さにつながります。私たちは全身全霊をかけて皆さんのために戦います。決してみなさんをがっかりさせません。アメリカは待ち勝ち始めます。かつてないほど勝ちます。

シンプルなルールを2つ守るだけです。アメリカ製品を買い、アメリカ人を雇うのです。


  • 共和党はこれまで伝統的に、自由貿易推進派だったのに、それも変わってきた。事実、2016年の調査によると共和党は民主党よりも自由貿易反対になってきている。特にトランプ支持者たちは69%も、自由貿易は有益である以上に有害だと答えている。(WP)

古い同盟関係を再強化し、新しい同盟を形成します。文明社会を団結させ、イスラム過激派のテロリスムと戦い、この地球上から根絶します。


  • これはロシアへの会釈に聞こえる。トランプはロシアとの関係を改善して、ロシアとチームを組んでISISと戦うという考えを示唆している。しかし、ロシアのシリアに対する軍事行動はアメリカの外交政策と決定的に異なる。イスラム過激派を「地球上から根絶する」というトランプの目標設定も注目に値する。こんな巨大な目標を掲げた大統領はいない。(WP)
  • この一節は、オバマ氏との方針の違いを明確にする為の計画的な決定。(NYT)


愛国心に心を開けば、偏見が生まれる余地はありません。

  • 選挙期間中、トランプは常に民主党から偏見と人種差別で批判されていた。(WP)


何よりも大切なことは、我々は神に守られていることです。


  • トランプはこれまで信仰について語ることは避けていたし、選挙演説でも信仰はめったに出てこなかった。聖書の引用をした時も、コリント人の「第二」の手紙を「二通の」と間違えたほど。(WP)



新しい国家的プライドが我々の心に湧きおこり、視野を高め、我々の分断を癒します。

  • トランプ政権中に国家の分断は癒されるのか、悪化するのかが最も大きな疑問(NYT)

我々はアメリカを再び豊かにします。
  • この一文は、新しく加わった。(WP)
  • アメリカは史上最高に裕福である。繁栄を享受していないのは中産階級。(NYT)



新聞の見出し
「ただ単に大衆迎合的」(CNN)
「最も恐ろしい就任演説」(ワシントンポスト
POLITIFACT というサイトは演説の内容が正しいかどうか検証しています。

イギリスのメディアは
「アメリカの殺戮」トランプはアメリカの悪いイメージを提示  犯罪に悩む街、政治のエリートによる支配、閉鎖した工場 (英 ガーディアン)
トランプ新しい時代を発表。「殺戮」に終止符を打ち、アメリカを再建すると宣言。(英 タイムズ
イギリスのメディアはCarnage (大量殺人、殺戮)という言葉に見事に反応していますね。

フランスのメディアは
「アメリカ第一主義」(ル・モンド
「空論の時は過ぎた、行動を起こす時が来た」(リベラシオン)
外交問題については、メキシコ、ロシア、中国などの言及はなかった。ただ、「イスラム過激派のテロ」と戦うと公約。
トランプの就任演説に同意しますか。はい(56%)いいえ(44%)(回答数 18857)

さて、日本の新聞はトランプ氏の就任演説のどの点をどう捉えているでしょうか。調べてみてください。





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