シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。
シンガポールでしか体験できない英語集中授業と南国ならではの楽しい遊びをバランスよく組み込みました。
参加者の英語学習の目的意識の構築のきっかけを与えます。
次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

日本の高校からイギリスの名門大学に進学する方法

先日、ある講演会の通訳をしました。素晴らしい情報だったのでシェアします。
UCL(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)というイギリスの名門大学のファウンデーション・コース(進学準備コース)の案内です。
このコースに1年間通えば、50%がUCLへ、30%がラッセル・グループと呼ばれるイギリストップ24の大学(オックスフォード、ケンブリッジを含む)に、20%がその他の大学に入ることができます。つまり80%の可能性で、イギリスの名門大学に進学できるのです。

foundationコース入学に必要な要件は、
  • 文系コースはIELTS 6以上(理系コースは5.5以上)、文理コースは7.5以上
  • 学校の通知表の該当5科目が5段階評価で4以上、
  • 学科試験(文系コースは、批判的思考テスト、経済学部は加えて数学、理系コースは生物、数学、化学、物理学など。リンク先にはサンプル問題もでています。)
  • 面接 です。

費用は、ファウンデーションコースも大学も(医学部を除く)だいたい16000〜18000ポンド。全員が学生寮に住むことができて、その費用は食事付きで、月600−800ポンド(2015年)です。担当の方によると、学生割引が使える上、勉強が忙しすぎて、お金を使うことはあまりないそうです(笑)。しかも大学が3年で卒業できるのも嬉しい。

日本の高校からイギリスの大学に直接入ることはほぼ不可能ですが、このファウンデーションコースを使えば可能です。
イギリスの大学は、3年間で学士が取れ卒業できる学科が多いので、ファウンデーションコースを教養課程と考えればいいと思います。

それでは、ファウンデーションコースでは何を学ぶのでしょうか。
必須モジュール
①アカデミック英語 (文献の読み方、レポートの書き方、ノートの取り方などを講義、クラス、ゼミ、個人指導で行う)
②研究、学習スキル(クリティカル・シンキングの鍛錬、各々の関心に応じた研究プロジェクトを行いながら深く考察しながら研究する思考力や研究手法を学ぶ)
学科モジュール
理系 生物、科学、数学、物理から2つを選択。
文系 古典文明(哲学、歴史など)、経済学、地理、数学、現代ヨーロッパ文化、ヨーロッパ現代史と政治 から2つを選択

問題は時期です。
申し込みは11月から3月、授業の始まりは翌年9月で終了はその翌年の6月です。日本の高校を卒業してからでは全てが後手に回ってしまいます。
そこで、私は考えました。
東京の進学校は、授業は高3の11月末までです。それまで学校を休まずに真面目に通っていれば2ヶ月ほど休んでも卒業はできるのではないでしょうか。もしくは高校はイギリス留学を単位とみなしてくれないでしょうか。ファウンデーションコースでは、英語のみならず、クリティカルシンキングや学科などをみっちり学びます。学校と交渉すれば、9月末からの留学は可能だと思います。
高校3年生の9月末からのイギリス留学が可能だとしたら以下のようなウルトラCの道があります。

0)日本の大学ではなく、英 豪の大学で学びたいと思ったら、
1)何を学びたいのか明確にする。英豪の大学は1年生から専攻が始まるので、ファウンデーションコースを申し込む時点から、自分が学びたい学科を明確にしておく。学校の通知表で専攻に関係する5教科の4以上の成績を取っておく。

2)高校2年生までに、IELTSのテスト文系は6、理系は5.5 建築、ビジネス、統計などでは、7.5のスコアを取る。経済的に余裕があれば、サマースクールなどに参加して、現地の生活を体験する。

3)高校2年生の9月から3月までに、ファウンデーションコース(UPC)に申し込む。

4)無事合格すれば、高校3年生の9月末から6月初めまでのファウンデーションコースで学ぶ。

5)現役合格生から半年遅れて9月からは大学生。3年で卒業できる学科の場合、卒業は現役合格生より半年早く卒業。

シンガポールで就職、なんて考えている人は、こちらの方が圧倒的に就職の可能性が高いです。
そもそもシンガポールでは、大学評価ランキングのトップ200までしかワーキングホリデーのビザすら出しません。詳しくはこちら
UCLの世界大学ランキングは2014/2015で世界5位!2015/2016で世界7位。
日本は国立大学は何校か200位以内に入っているものの、慶応大学も早稲田大学も今年は200位に入れませんでした(涙)

長男と次男は間に合わなかったので、三男にはこの道を、と考えています。

調べていくと、UCLには日本人クラブもあるようです。日本に住んでいる卒業生から話が聞ければ素敵ですよね。ちなみに、伊藤博文も夏目漱石も森有礼もUCLの卒業生です。

IELTSの勉強は日本の大学の受験英語を勉強するよりも何倍も何倍も将来の役に立ちます。そのことは、後日書きます。








21会(21世紀型教育を創る会)

みなさん、「21会(21世紀型教育を創る会)」をご存知ですか?
IB(インターナショナル・バカロレア)型思考力育成のためのプログラムを実践している私立校のグループです。
文科省は、IB校を増やそうとしていますが、それはなかなか簡単な事ではありません。 IBは世界水準なので、IB校として認められるにはまず先生のトレーニングから始まり、様々な要件を満たさなければならないからです。
そんな中、今できる範囲で、日本にあった形で、IBの素晴らしさを取り入れた教育を実践している学校が、21会校です。
我が家は来春からアメリカに転勤しますが、そうでなければ、三男は21校のみを受験する予定でした。
三男は暗記中心、処理力重視の20世紀型の教育は合わないタイプだからです。
「答えのない問題に取り組む力」を育てたい、頭だけではなく、IBが育てる10の資質を育てたいと思っているからです。
21校の何校か説明会に行ってきましたが、実際に、生徒たちは楽しそうに能動的に学習しており、教えている先生たちが教え方を工夫している様子が伝わってきました。
子の受験校を選ぶとき、親はつい大学進学実績や偏差値表を見て判断してしまいがちです。それも大切な指標ではあります。でも、新しい教育に関心のある方は21校を訪問されることをお勧めします。












IB教育とは


幸運なことに、長男と次男はシンガポールでIB教育を受ける機会に恵まれました。
長男は、Australian International School in Singapore (AISS)の9年生から12年生まで通い、IBDP(IBディプロマ)を取得(45点満点中38点)、次男は、7年生をオーストラリアン・インターナショナルスクール、8、9年生を、St.Joseph Institute Internationalに通いました。
IB教育では、従来の暗記型教育とは全く異なり、人間としてあらゆる面が鍛えられます。
脳のあらゆる部分、体、心、全てが鍛えられるプログラムでした。
先生が一方的に教えて、テストをする、といった授業ではなく、答えのない問題をあたえられ、調べ、考察して、レポートする授業がメインでした。
答えのある知識なら、スマホがあればすぐに答えが見つかります。与えられた仕事をただ正確に早くこなすだけの人は生き残れません。
変化の激しいこの時代、必要な能力は、答えのない問題を解決していく力です。
では、具体的に、どんな力が必要なのでしょう。

IB教育では、育てたい能力が明確に示されています。10のIB学習者像です。





長いのですが、大切なことなので引用します。詳しくはこのパンフレットをご覧ください。

探究する人 私たちは、好奇心を育み、探究し研究するスキルを身につけま す。ひとりで学んだり、他の人々と共に学んだりします。熱意 をもって学び、学ぶ喜びを生涯を通じてもち続けます。

知識のある人 私たちは、概念的な理解を深めて活用し、幅広い分野の知識を 探究します。地域社会やグローバル社会における重要な課題や 考えに取り組みます。

考える人 私たちは、複雑な問題を分析し、責任ある行動をとるために、 批判的かつ創造的に考えるスキルを活用します。率先して理性 的で倫理的な判断を下します。

コミュニケーションができる人 私たちは、複数の言語やさまざまな方法を用いて、自信をもっ て創造的に自分自身を表現します。他の人々や他の集団のもの の見方に注意深く耳を傾け、効果的に協力し合います。

信念をもつ人 私たちは、誠実かつ正直に、公正な考えと強い正義感をもって 行動します。そして、あらゆる人々がもつ尊厳と権利を尊重し て行動します。私たちは、自分自身の行動とそれに伴う結果に 責任をもちます。

心を開く人 私たちは、自己の文化と個人的な経験の真価を正しく受け止め ると同時に、他の人々の価値観や伝統の真価もまた正しく受け 止めます。多様な視点を求め、価値を見いだし、その経験を糧 に成長しようと努めます。 思いやりのある人 私たちは、思いやりと共感、そして尊重の精神を示します。人 の役に立ち、他の人々の生活や私たちを取り巻く世界を良くす るために行動します。

挑戦する人 私たちは、不確実な事態に対し、熟慮と決断力をもって向き合 います。ひとりで、または協力して新しい考えや方法を探究し ます。挑戦と変化に機知に富んだ方法で快活に取り組みます。

バランスのとれた人 私たちは、自分自身や他の人々の幸福にとって、私たちの生を 構成する知性、身体、心のバランスをとることが大切だと理解 しています。また、私たちが他の人々や、私たちが住むこの世 界と相互に依存していることを認識しています。

振り返りができる人 私たちは、世界について、そして自分の考えや経験について、 深く考察します。自分自身の学びと成長を促すため、自分の長 所と短所を理解するよう努めます。

インターナショナル・スクールの保護者会での校長先生の話が忘れられません。
「これからの時代必要なのは、答えのない問題に果敢に取り組み、協力し合いながら解決していく力です。その力を育てるために、我が校では、この10の資質を育てます。そのために、次のような授業をしていきます。云々」

日本に帰国したら、次男の高校では、30年前に私が使ったのと同じ「山川の世界史」や「スタンダード 数学」が使われていました。
大学入試が変わらないのですから、仕方がないのでしょう。

かわいそうなのは、子どもたちです。
どこから変われば変わるのでしょうか。


「思春期」の中高生との接し方 

私には大学3年、高校3年、小学6年の息子がいます。結婚、出産が比較的早く、両方の両親も近くにいないので、相談できる人があまりいなくて、一人目の育児は大変でした。(特に思春期)
たくさんの失敗と苦労を重ねて、そのおかげで双方がたくましい母親と息子に育ちました(笑)。

長男の思春期。私の思い(心配や不安)はことごとく拒絶され、母子関係は最悪でした。
今、冷静になってみれば当然の帰結でした。今ならいえます。私に原因がありました。
少年が青年になる時、家庭から社会にでようとする時、子ども扱いする母親は彼らの成長にとって障害です。
例えるならば、当時の私は、ハイハイし、歩こうとする赤ちゃんを無理やり抱っこ紐で縛り付けていたのです。 「イヤ、自分で!」とゴネる自立心の芽生えかけた子を、「成長している」と喜ばず、「手のかかる子」と悩んでいたのです。
勉強にも部活にもやる気を見せず、成績が落ち続ける長男の将来が心配でならず、絶えずイライラとし、監視をし、喧嘩をしていました。大きな過ちでした。勉強に身の入らない時期だと知らなかったのです。
ま、言い訳ですが、バトルがあった分、長男は一番大人っぽいです。人生、失敗から得るものは多いのです。
それでも 二人目以降はあの苦労はもう繰り返したくないと思っていますし、その方法もわかっています。
私の場合、「怒らない技術」という本を読んだら、怒るのが馬鹿らしくなって、怒らなくなっただけで、不思議なくらい家の雰囲気が良くなり(爆)、そうしたら、子どもたちが途端に自主的になりました。
バトルはイヤ、その方法を知りたいという方のために、今日は、私が好きな誕生学の青木先生の言葉をプレゼントしたいと思います。
ちょっと長いですが、コツが満載です。中高生との関係に悩む親御さんに読んでもらいたいです。


(以下、引用)

おはようございます。
『思春期』のご相談も多いので、今日は記事を書かせてください。
先日お逢いしたお一人の方が
「うちの子、思春期(中学生の頃)が何もなかったので、19歳の浪人生の今、思春期が起きたようです。苦しいです。もっと早い時期に(思春期の時期)に出すのって大事ですね」と。
思春期は陣痛の波に似ていると思っていて・・・(勝手に想っているだけですが)
ひとりひとり皆違う
陣痛の起き方も始まり方も陣痛の波の高さも大きさも。
19歳の今が
その子にとっては
ベストなタイミングだったのでしょう。
思春期…思春期…
春を思う時期…
思春期が起きた時
皆、親ってあれこれ思います、悩みます、今までやってきた子育て、どこがダメだったんだろう…。どこに原因があるんだろう。どこがダメでこうなったんだろう。
過去をあれこれ悩んでもどうにもなりませんが悩むのです。(お気持ちはよくわかります)
今、起きたということは「今」なんだと思うのです。
(そんな事は頭ではわかってるよって)
今、しっかり向き合って(ここ大事です)
寄り添って
一緒に考えて
一緒に悩んで
そして
しっかり見守り
信じきる。(絶対に先は良くなると信じる。信じきれない気持ちもよくわかります)
親にとっても苦しくしんどい時ですが(子育ての山)
親も学ぶべきことがあり
成長しなきゃいけない…時期なのだと思います。(逃げては通れない)
本人が一番向き合っていますから…。
そして
その思春期はこころの波が激しい時期です。
(自分でも自分がどうしたいかがわからなくなる)
こころの波は陣痛の波のように上がったり落ちたりします。
大好きって甘えてくるときもあれば
急に「うざい」ってなったり
まるでジェットコースターのようです。
だから
そのジェットコースターには決して一緒に乗らず
下から「手を振りながら」見ていてください。笑
それで大丈夫ですから…。
それでも悩むときはとにかく「胃袋」です。笑
(旦那と一緒です。胃袋を掴めです。これしかないかと思っています。)
思春期は胃袋が温まればどうにかなります。(特に男子)
悩む時間があるなら、その子の好きなものを作ってあげてください。
口であれこれはいりません。(口は出さず見守る修行)
「あなたの大好きな●○作ったよ」で。
(ここにいるよ…で。)
後は
子ども扱いは禁止です。
大人として見て欲しい時期ですから、今までの可愛かったあの人は横に置いておいてください。
大人としてのお子さんを尊重してあげてください。
たた、甘えたい時とほっておいてほしい時がありますから、相手の様子をよく見ておく必要があります。(ココも大事)
それがすべて「私(俺)のこと、ちゃんとわかってる?
何やっても大好きでいるのか?
どんな私も受け入れる気持ちあるの?」と確かめてきているように感じます。
試されている時ですね。
これでもか・・・これでもか・・・と。
だから、
「どんな時もあなたが大切で大好き・・・。
何かができるから●ではなく
何もできなくても○だよ
そして
いつも(親は)応援団長で一番近くで見守っているから、何かあったら助けるよ。だから何かあったら教えてね」と
さりげなく(このさりげなさが大事。暑苦しい感じを嫌がります。とってつけた言葉なんてうけとりません。口先だけなんて直ぐにシャッターおろします。笑)
本当のこころを試してきています。
また別の角度から
『思春期』の時期は親にとっても『更年期』のお年頃です。
だから、家の中で思春期と更年期のバトルの時です。
本気でぶつかったらいいと思います。
男の子は父親と本気でファイティングして本気を見せたらいいと思います。
それを求めている部分もあるのかもしれません。(そうは見えなくても)
昨日の松岡修造さんの熱血テニス合宿をTVでみて、本気を伝えるって本当に本当に大事だなと感じました。
ちょっとしんどい時ですが、本人が一番頑張っている時です。
どうぞどうぞ大きなこころで見守ってあげてください。
きっときっと、その先は爽やかな景色を見せてくれますから。
(抜けたら爽やかですよ)
そう信じてみる(信じきってみる)ことも大事だなと思います。
「この子ならだいじょうぶ!
この子なら乗り越えられる」と
口に出して呟きながら、ジェットコースターを遠くから眺め手を振ってみていてくださいね。
だいじょうぶですから・・・。
どうぞ我が子のチカラ信じて。
「うちの子ならだいじょうぶ」
これは一個人の投稿ですので、読み苦しい点がありましたらお許しください。たくさんのお子さんや悩みに寄り添って感じてきたことで書かせていただきました。

(引用終わり)

うん、うんとうなずいてしまうメッセージです。

10歳まではできるだけ親が手や目をかけて(保育園や習い事や近所のヘルプを得ながら)
10代になったら、ちょっと放し、家庭と社会(先生、部活の顧問、留学の引率者など)が半々で育て、
20代になったら、社会に全面的に育ててもらう。

というのが私が漠然と持っている教育のイメージです。
10代、子どもたちが社会に、世界にとびだすお手伝いができたらとても嬉しいです。

2016年春ツアーの募集要項はこちらです。





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