シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

金曜日 最後の授業 夜はマリーナ・ベイ・サンズで夜景を楽しむ

金曜日 今日は授業のまとめです。

午前中、英検2級から準1級レベルのクラスを見学しました。

このクラスではこの2-3日、少人数でディスカッションをしながら、プレゼンの準備をしていました。

テーマは「教育」です。日本人の学生は、アジアからの学生と一緒に教育に関する様々なテーマを議論し、まとめて、発表します。

「今日の学校では、どの教科に一番力を入れて教育すべきか」

「理想の学校とは?」 などテーマは5つ。

最終日はプレゼンです。

パワーポイントを使ってプレゼンをする授業は、この学校にかぎらず、インター校でも広く行われています。

日本人の学生たちも、一生懸命、発表していました。

海外の教育でいいなと思うことは、すぐには答えの出ない問題を調べて、深く考えて、議論して、発表する、という形の授業が多い点です。

この方法を取ると、問題の本質をつかめる生徒とそうではない生徒がすぐに分かります。

私は日本の高校教育に批判的です。

スマホで何でもすぐに調べられる時代。 先生から一方的に教えられたことを覚えてテストで再現する能力にどれだけの意味があるのでしょう。

もちろん知識も大切です。 英単語など機械的に覚えなければならない教科もあります。

でも、それだけではとどまらない考える力、調べる力、議論する力、発表する力を、情報化社会の子どもたちは学ぶ必要があるのではないでしょうか。






英検準2級から2級クラスを見学してみると、恋愛問題の授業をしていました。

これも頻出ですね。異なる国籍の異性がどんなことを考えているのか知るチャンスでもあります。

興味深い意見がたくさん出ていました。(私の時代とは理想像があまりに変わっていて愕然)

同じ英語を学ぶのであれば、興味のある分野で学ぶのが効果的です。



さて、最後の授業が終わると、修了書がカリーナ校長先生から手渡されました。

その後、各地のお菓子が振る舞われました。

洋風、中華風、マレー風、インド風、カリーナ校長のお手製のケーキも!

これは今回のツアーだけの特別なサービスだそうです。

私のツアーは、私がシンガポール時代に築いた人間関係で成り立っています。

学校も、ホストファミリーも、ボランティアの皆さんも、参加者の保護者の皆さんも、

中高生をシンガポールに連れて行きたいという私の使命感を理解し、応援してくださいます。

心から感謝するとともに、生徒たちを成長させねばという責任感で身が引き締まる思いです。


夜はみんなでマリナベイサンズの夜景と光のショーを見に行きました。

子どもたちは自分たちで地下鉄を乗りまわせるようになりました。

7時半の集合時間まで、オーチャードでおみやげを買うグループやホームスティに戻るグループ。

自分たちで動ける自信が出ると、やりたいことがどんどん出てきます。

そのたびに私はホストファミリーやボランティア学生との連絡に追われます。

大変ですが、子どもたちの自主性を伸ばす喜びには代えられません。

最初は不安げだった生徒たちの顔が、自信と楽しさで輝いています。

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