シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

2013年夏ツアー② いざ、初授業

二日目 月曜日

朝、7時に食堂に集合。


ビュッフェの食事は美味しいです。朝から元気な女子高生









YMCAから駅までは、歩いて3分。しかも途中はきれいな教会と緑地。

8時半に学校に到着。

9時ー10時20分  1限目

から日本からの生徒は、テストを受けました。1時間のテストですが難しかったようです。

その結果を分析して、彼らの弱点を補強するカリキュラムを学校が準備してくれました。


10時40分ー12時 2限目

午前の先生はStephany先生   とてもかわいい先生です。

心配していたシンガポール訛りは全くありません。 でも、ゆっくり話してくれません。






昼食時間、授業から出てきた生徒はぐったりしています。

「英語が速くて、大変」 



12時 

ランチタイム

Young Prodigy Language School は、Toa Payohの駅ビルの中にあるので、

ご飯を食べるところはとてもたくさんあります。


女の子チームは、早速チキンライス




迷う男の子チーム



ひとつのお店でチョイスがこんなにたくさん、

そしてひとつのフードコートにお店が20近くあります。

ちなみに、チキンライスは、3ドル80セント、300円しません。

学生には、1回10ドルのランチ代をまとめて渡してあるので、

デザートを食べても、フレッシュジュースを飲んでもおつりが来ます。




男の子たちは チャーシュー ライス を食べていました。

感想は?

「美味しい」



午後の授業を見学させてもらいました。

先生はDarryl先生、この学校で勉強した息子たちのお気に入りの先生で、

今回、夏季集中講座を企画するに当たり、私がリクエストした先生です。



13時 授業開始  



先生の名前は、Darryl ダリル先生 でも、発音はむしろ、デーウィウ

経験豊富な先生は、日本人がRとLのどちらの発音も上手ではないことを知っています。

発音の似た単語を書いていきます。

意味を絵や身振り手振りで説明してくれるのですが、

それが本当に面白い。 特に一番最後の単語のボディランゲージは爆笑ものでした。

Darryl (ダリル先生)

Darling (愛しい人)

Dairy (乳製品)

Daily (毎日)

Diary (日記)

Diarrhea (下痢)

みんなに発音をさせます。

うーん、みんなできませんね。 ひとりずつ発音をしては直されます。 これぞ語学学校!

翌日の宿題になりました。 この時の様子はこちら

先生にシンガポール訛りがないことがわかっていただけますでしょうか。 

イギリス英語です。


13時15分 生徒たちの自己紹介

Name(名前)、Country (国)、City (都市)、 Family、How many (家族構成)

を話させます。

その後、紙にファーストネームを大きく書いて、先生に見えるように机の前に置きます。


13時20分

クラスで使う表現


13時23分 テキストを使いながら、英作文の基礎を学びます。

今日は、and

そんなの簡単じゃん、

って思う人もいるかもしれません。

でも、これがなかなか難しい。

「二人の女の子がスカートやジーンズをはいていた。」

The 2 girls wore jeans and a skirt.

これでは、スカートとジーンズの両方をはいていたことになります。

もちろん、常識でわかってもらえます。

でも、そうではないときの場合のために正しい表現を学びます。

One of the girls wore jeans and the other girl wore a skirt.



さて、先生の説明を聞いたら、ワークブックでどんどん書いていきます。

これがこの学校の特徴です。

説明 → 演習 → 確認

一方的に先生の話を聞くだけではなく、自分で理解して、考えて、英作をしていくのです。


どの教室も小さくて、15人ぐらいしか入りません。

ですから、先生は一人ひとりの机を回り、間違いを指摘してきます。

こうすることで、先生は生徒のレベル、習熟度を理解しながら授業を進めていきます。



私は、ほかの語学学校の授業も見学しましたが、この学校はクラスサイズが小さく、

先生のレベルが高く、テキストが日本人の生徒のニーズにあっているところが好きです。




このようなテキストを3-4ページ進めました。

英作文の授業の後半は、Descriptive Essay (描写の作文)です。

人、場所 などについて、人に伝える練習です。

今日は、クラスメートについて描写説明します。

まずはペアを作り、席を移動。

名前

好きな食べ物、嫌いな食べ物、その理由

好きな教科、嫌いな教科、その理由

英語が好きかどうか

どうして英語を学ぶのか

を聞きます。 そのときに、質問の仕方も習います。











次に発表です。

一人ずつ前に出て、3人称でペアの人のことを紹介します。

His name is ○○

His favorite food is .....,  because ...................

He dislikes .........., because .........................

といった感じです。








これは、英作文のためだけでなく、スピーキングの練習にもなります。

14時20分 3限目 終了

20分間の休憩を挟んで、4時間目は文法です。

高校生のときにこんな授業を受けられたら、

私のその後の英語はどれだけ楽だっただろう、

と、ため息が出ました。


16時 授業終了  お疲れ様でした!

初めての英語でのフルタイム授業。

「疲れたけどすごく楽しかった」 「聞き取れなくて大変」 「言いたいことが言えない」

そうでしょうね。私も留学した時はそうでした。でも、それが英語のシャワー。

この学校でしか受けられない授業なのです。

英語をのばそうとしたら、そのくらいがいいのです。 

最初は苦しくても、じきに慣れます。

帰国子女の語学力が高いのはこうした苦労を乗り越えるからです。

これからの2週間は日本の1年分にあたるでしょう。


生徒たちは地下鉄の中で、LとRの発音の練習をしていました。

ちょっと、ちょっと。

Diarrhea(下痢)なんて大きな声で言わないで。周りに聞こえるから。

でも、若いうちに身についたLとRの発音の違いは、一生の財産ですよ。

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