シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。
シンガポールでしか体験できない英語集中授業と南国ならではの楽しい遊びをバランスよく組み込みました。
参加者の英語学習の目的意識の構築のきっかけを与えます。
次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

トランプ新大統領 就任演説 (各国メディアの反応)

シンガポール留学に参加する(参加した)皆さんへ

先ほど、トランプ新大統領の就任演説(Inaugural address)を訳しました。音声を聞きながら訳を目で追っていただけたでしょうか。

演説を見た感想はいかがですか? 

クリティカル・シンキング という言葉をご存知ですか?
批判的思考と訳されますが、見聞きしたことを鵜呑みにしないで、本当に正しいのか考える姿勢です。これは、日本ではあまり訓練されませんが、欧米では必ず学ぶ学習姿勢で、私が経験したIB(インターナショナル・バカロレア)のカリキュラムやフランスでは本当に重要とされています。日本では批判ばかりする人は「協調性がない」などを言われてしまうこともありますが、海外では批判的意見が言えない人は「頭が悪い」とみなされます。異なる意見を出し合うことで元の考えを高めていけると考えられているからです。
以前、イギリスの名門大学への日本からの編入方法の講演会の通訳をしたのですが、アジア人はこのクリティカル・シンキングをみっちりやらないと大学生になれないという話でした。

さて、今回のトランプ大統領の就任演説。終了直後からアメリカメディアでは様々な批判がされています。

それを見てみましょう。
太字はトランプ新大統領の演説です。

しかし、今日のこの式典には特別な意味があります。なぜなら、今日は政権や政党が交代しただけではありません。 我々は政権を首都ワシントンから国民の皆さんに戻そうとしているのです。


  • -これは非常に大衆迎合的(=populist)な演説。選挙運動中の話術より一層、大衆迎合的になっている。(ワシントン・ポスト紙記者 以下WP)

大切なのは、どの政党がこの国を支配するかということではなく、この国が国民によって統治されているということです。2017年1月20日は、国民が再びこの国の統治者になった日として記憶されるでしょう。

  • かつて民主党員で、政治経験のないトランプのこのスピーチは、従来の共和党の綱領と大きくずれている。(WP)


犯罪、ギャング、薬物があまりに多くの命を奪い、これから生まれる潜在的な力を奪ってきました。このようなアメリカの大量殺人(American carage) はすぐにここでストップします。


  • なんとも暗いメッセージ 「アメリカの大量殺人」 ここだけがテレビで何度も再生されるんだろうな。トランプは現状を、地獄のように語って大衆の気を引こうとする。トランプは犯罪統計をよく誇張する。(WP)
  • アメリカの路地の暗いイメージを描くのは党大会の演説の時と同じ。凶悪犯罪は2015年に4%上昇したものの、この数十年間ずっと下がり続けている。アメリカは前の世代よりもずっと安全になっている。(ニューヨークタイムズ紙 以下NYT)


ここ何十年間も我々はアメリカの産業を犠牲にしながら、外国の産業を豊かにしてきました。我々の軍隊を悲しいほど消耗しながら、外国の軍隊を支援してきました。他国の国境を守る一方で、自らの国境を守ることを拒否してきました。


  • これは共和党の大統領にしては、非介入主義的な姿勢。海外への介入の規模を縮小する一方で、国内の軍事力を拡大しようとしている。(WP)
  • ここ数年、アメリカの企業はグローバル化によって記録的な高収益。苦労しているのは労働者(NYT)
  • アメリカ国防省はアメリカ軍に1年間に6000億ドル支出している。2位以下の軍事大国6カ国分の支出を合わせたより大きい。消耗などしていない。(NYT)


この日から、新たな考え方がこの国を支配します。今日から、アメリカだけを優先します。アメリカ・ファーストです。

貿易、税金、移民、外交、全てがアメリカの労働者やアメリカの家庭の利益になるように決定されます。我々は国境を守り、我々の製品を製造したり、我々の企業を盗んだり、雇用を破壊したりするような他国の略奪から国を守ります。

  • 中国との貿易により、2000年から2007年までの間に工場の雇用が100万人分失われた。しかし、オートメーション化や効率化が雇用削減のより大きな原因。アメリカの工場の生産量は史上最大。仕事がなくなっただけ。(NYT)
  • また生々しい表現。我が国の輸入依存の増大を「ravages 略奪 破壊行為)」それに対して、「みなさんを決してがっかりさせません」と希望のある言葉で安心させる。面白い並列表現。(WP)
保護は大きな繁栄と強さにつながります。私たちは全身全霊をかけて皆さんのために戦います。決してみなさんをがっかりさせません。アメリカは待ち勝ち始めます。かつてないほど勝ちます。

シンプルなルールを2つ守るだけです。アメリカ製品を買い、アメリカ人を雇うのです。


  • 共和党はこれまで伝統的に、自由貿易推進派だったのに、それも変わってきた。事実、2016年の調査によると共和党は民主党よりも自由貿易反対になってきている。特にトランプ支持者たちは69%も、自由貿易は有益である以上に有害だと答えている。(WP)

古い同盟関係を再強化し、新しい同盟を形成します。文明社会を団結させ、イスラム過激派のテロリスムと戦い、この地球上から根絶します。


  • これはロシアへの会釈に聞こえる。トランプはロシアとの関係を改善して、ロシアとチームを組んでISISと戦うという考えを示唆している。しかし、ロシアのシリアに対する軍事行動はアメリカの外交政策と決定的に異なる。イスラム過激派を「地球上から根絶する」というトランプの目標設定も注目に値する。こんな巨大な目標を掲げた大統領はいない。(WP)
  • この一節は、オバマ氏との方針の違いを明確にする為の計画的な決定。(NYT)


愛国心に心を開けば、偏見が生まれる余地はありません。

  • 選挙期間中、トランプは常に民主党から偏見と人種差別で批判されていた。(WP)


何よりも大切なことは、我々は神に守られていることです。


  • トランプはこれまで信仰について語ることは避けていたし、選挙演説でも信仰はめったに出てこなかった。聖書の引用をした時も、コリント人の「第二」の手紙を「二通の」と間違えたほど。(WP)



新しい国家的プライドが我々の心に湧きおこり、視野を高め、我々の分断を癒します。

  • トランプ政権中に国家の分断は癒されるのか、悪化するのかが最も大きな疑問(NYT)

我々はアメリカを再び豊かにします。
  • この一文は、新しく加わった。(WP)
  • アメリカは史上最高に裕福である。繁栄を享受していないのは中産階級。(NYT)



新聞の見出し
「ただ単に大衆迎合的」(CNN)
「最も恐ろしい就任演説」(ワシントンポスト
POLITIFACT というサイトは演説の内容が正しいかどうか検証しています。

イギリスのメディアは
「アメリカの殺戮」トランプはアメリカの悪いイメージを提示  犯罪に悩む街、政治のエリートによる支配、閉鎖した工場 (英 ガーディアン)
トランプ新しい時代を発表。「殺戮」に終止符を打ち、アメリカを再建すると宣言。(英 タイムズ
イギリスのメディアはCarnage (大量殺人、殺戮)という言葉に見事に反応していますね。

フランスのメディアは
「アメリカ第一主義」(ル・モンド
「空論の時は過ぎた、行動を起こす時が来た」(リベラシオン)
外交問題については、メキシコ、ロシア、中国などの言及はなかった。ただ、「イスラム過激派のテロ」と戦うと公約。
トランプの就任演説に同意しますか。はい(56%)いいえ(44%)(回答数 18857)

さて、日本の新聞はトランプ氏の就任演説のどの点をどう捉えているでしょうか。調べてみてください。





トランプ大統領 就任演説 全文

トランプ新大統領の就任演説をテレビの生放送で見ました。
今はアメリカに住んでいますが、テレビ局で働いていた去年までは、こうした演説ををテレビ局で訳していました。カフェで1時間足らずで訳したのですが、不確かなところをカフェにいるアメリカ人に確かめられたのはよかったです。よかったら参考にしてください。シェアは自由です。できたら音声を聞きながら読んでください。この動画は英語の字幕を入れることもできます。


「ロバーツ最高裁判所長官、カーター大統領、クリントン大統領、ブッシュ大統領、オバマ大統領、アメリカの皆さん、世界の皆さん、ありがとう。


我々アメリカ市民は今、この国を立て直し、全国民のための約束を取り戻すための偉大な国家的努力に加わりました。
困難が待ち受けているでしょう。苦難に直面するでしょう。しかし我々はこの仕事をやり遂げます。

4年ごとに、我々はここに集い、整然と、平和に、権力の交代を行います。
この政権交代を丁寧に支えてくださったオバマ大統領とミッシェル・オバマさんに感謝します。彼らは実に見事でした。ありがとう。


しかし、今日のこの式典には特別な意味があります。なぜなら、今日は政権や政党が交代しただけではありません。我々は政権を首都ワシントンから国民の皆さんに戻しているのです。


これまであまりにも長い間、この国の首都にいる少数グループが政府の恩恵を受ける一方で、人々がそのコストを背負ってきました。ワシントンは豊かになっても、国民にはその富が分けられませんでした。政治家が豊かになり、仕事は去り、工場は閉鎖していきました。


エスタブリッシュメント(既得権益層)は自らを守っても国民は守りませんでした。彼らの勝利はみなさんの勝利ではなかったのです。彼らの成功はみなさんの成功ではありませんでした。彼らは首都で祝っても、この国じゅうで苦しんでいる家庭には祝うことなどほとんどありませんでした。

全ての変化はこの場所からこの瞬間に始まります。この瞬間はみなさんの瞬間なのです。この瞬間はみなさんのものなのです。


ここに今日集まった皆さん、アメリカ中で(就任式を)見ている全ての人のものなのです。これはみなさんの祝典です。みなさんの日です。このアメリカ合衆国はみなさんの国なのです。


大切なのは、どの政党がこの国を支配するかということではなく、この国が国民によって統治されているということです。2017年1月20日は、国民が再びこの国の統治者になった日として記憶されるでしょう。


この国の忘れられた人々(男女)はもう忘れられることはありません。


いまや誰もが、あなたの話を聞きます。みなさんは何千万人もの人と共に、世界がこれまで見たことないような歴史的な動きの一部になったのです。


この動きの中心には、極めて重要な信念があります。それは、国家は国民に奉仕するためにある、という信念です。 アメリカ国民が望むこととは、子どものための素晴らしい学校、家族のための安全な環境、そして自分たちのためのいい仕事、です。


これらは正義の人たち、正義の国民の当然の要求です。しかし、我々市民の多くの人たちにとって、現実は異なりました。母や子どもたちは都市で貧困から抜け出せず、錆びた工場が墓石のようにこの国中に点在し、教育システムには金が流れ込むのに、我々の若く美しい学生には知識が与えられない。そして犯罪、ギャング、薬物があまりに多くの命を奪い、これから生まれる潜在的な力を奪っています。このようなアメリカの大量殺人はすぐにここで止めなければなりません。


私たちは一つの国家です。彼らの痛みは我らの痛み。彼らの夢は我らの夢。彼らは成功は我々の成功です。我々の心は一つ、故郷は一つ、偉大な夢は一つです。


今日の就任の宣誓は、全てのアメリカ人への忠誠の誓いです。ここ何十年間も我々はアメリカの産業を犠牲にしながら、外国の産業を豊かにしてきました。我々の軍隊を悲しいほど消耗しながら、外国の軍隊を支援してきました。他国の国境を守る一方で、自らの国境を守ることを拒否してきました。


何兆ドルも海外で使いながら、アメリカのインフラは荒廃し、朽ちています。


我々は他の国々を豊かにする一方で、我が国の富、強さ、誇りは地平線の彼方に消えてしまったのです。工場はひとつ、また、ひとつと閉鎖され、国外に移っていきました。残された何百万人もの労働者たちのことを少しも考えずに。


中産階級の富が彼らの家庭から奪われ、世界中にばらまかれたのです。
でも、それは今となっては過去のこと。これからは未来だけを見ましょう。


今日、我々はここに集い、新たな法令を発します。全ての海外の都市、首都、政権の耳に届けます。
この日から、新たな考え方がこの国を支配します。今日から、アメリカだけを優先します。アメリカ・ファーストです。


貿易、税金、移民、外交、全てがアメリカの労働者やアメリカの家庭の利益になるように決定されます。我々は国境を守り、我々の製品を製造したり、我々の企業を盗んだり、雇用を破壊したりするような他国の略奪から国を守ります。


保護は大きな繁栄と強さにつながります。私たちは全身全霊をかけて皆さんのために戦います。決してみなさんをがっかりさせません。アメリカは待ち勝ち始めます。かつてないほど勝ちます。

雇用を取り戻します。国境を取り戻します。富を取り戻します。我々の夢を取り戻します。

我々は新しい道路や高速道路、橋、空港、トンネル、鉄道を、この素晴らしい国じゅうに建設します。国民から福祉を取り上げ、仕事に就かせ、アメリカ人の手で、アメリカ人の労働力でこの国を立て直します。
シンプルなルールを2つ守るだけです。アメリカ製品を買い、アメリカ人を雇うのです。


我々は世界の国々と友好関係と親善を模索します。しかし、全ての国も自分の国益を第一に考える権利があることを理解します。我々のやり方を他に強要しようとは思いません。むしろ輝かしい例となるのです。皆が付いてくるように我々は輝くのです。


古い同盟関係を再強化し、新しい同盟を形成します。文明社会を団結させ、イスラム過激派のテロリスムと戦い、この地球上から根絶します。


我々の政策の基盤は、この国への全面的な忠誠心です。そして、国への忠誠心を通して、我々はお互いに対する節義を再び見出すのです。愛国心に心を開けば、偏見が生まれる余地はありません。


聖書は、神の民が団結して暮らせばどれほど素晴らしく快適なのかを説いています。我々は心の内をオープンに語り、意見が違う時は率直に議論しながらも、常に連帯を追求します。アメリカが団結している時、アメリカは止められないのです(進み続けます)。


恐れることはありません。我々は守られています。軍隊や法執行機関(警察)の偉大な人々(男女)に常に守られています。何よりも大切なことは、我々は神に守られていることです。


最後に、我々はより大きなことを考えて、夢見なければなりません。国は努力して初めて生き生きとすることを我々は理解しています。語るだけで行動を起こさない、不満を言うだけで何もしない政治家は許されません。


空虚な議論の時代は終わりました。行動する時です。


そんなことできない、なんて誰にも言わせてはいけません。アメリカ人の心、戦い、精神に勝る課題など存在しないのです。我々は失敗しません。我々の国は再び、栄えて豊かになります。新たな千年紀の始まりです。宇宙の謎を解き明かし、病気の不幸を地球上からなくし、明日のエネルギー、産業、技術を利用するのです。新しい国家的プライドが我々の心に湧きおこり、視野を高め、我々の分断を癒します。
昔の兵士が決して忘れなかった古い知恵を思い出す時です。肌の色が黒でも茶色でも白でも、我々にはみな愛国心の赤い血が流れているのです。
我々は同じ輝かしい自由を享受しています。そして同じアメリカの偉大な国旗に敬礼するのです。


デトロイトの無秩序に広がった(スプロール化した)都市に生まれようが、ネブラスカのだだっ広い平原に生まれようが、子どもたちは同じ夜の星を見るのです。彼らの心は同じ夢で満たされ、同じ全能の創造者によって命の息吹を与えられているのです。


全てのアメリカ人よ、ここから近かろうが遠かろうが、住む町が大きかろうが小さかろうが、山から山、海から海までこの言葉を届けます。みなさんはもう忘れ去られることはありません。


あなた方の声、あなた方の希望、あなた方の夢がアメリカの運命を決めるのです。あなたの勇気と善行と愛が我々を導きます。私たちはアメリカを再び強くします。我々はアメリカを再び豊かにします。われわはアメリカに自信を取り戻します。我々はアメリカを再び安全にします。そうです。一緒に。我々はアメリカを再び偉大にします。ありがとう。 皆さんに神のご加護を。アメリカに神のご加護を。ありがとう。」 


翻訳:新美真理子

就活成功のために中高生のうちからできること (2)高い英語力と日本語力を身につける

英語力を必要としない就職先も存在しますが、私のブログを読んでくださる方は皆、グローバル意識の高い人ばかりなので、文系学生の就活について書きます。(理系やベンチャー系の就職はわかりません)

数年前に、就職活動中の日本人女子学生と話をした時の話です。
彼女は、小学生から高校3年生まで海外のインターナショナルスクールで過ごし、SATで高得点を出し、帰国生入試で慶応大学の法学部に進みました。最初、日本語の授業で難しい言葉がよくわからず苦労したそうですが、すべての授業を録音して、放課後にもう一度y聞きなおしながらノートをとっていた頑張り屋さんです。就活時には非常に高い英語力と日本語力が身についていました。
難関と言われる外資系企業や日本企業を中心に回っていましたが、就職面接で最終面接に進む頃にはいつも見たようなメンバーばかりが残っていたそうです。
それは、日本語ができる外国人留学生(特に国費で留学している留学生)、一流大学に通う帰国生、そして女子学生、だそうです。(がんばれ 男子学生!)

一流大学の男子生徒であればいい就職ができる時代はとうに終わったことを、長男の就活前に知ったことはとても参考になりました。
長男はかなり早くから危機意識を持って、部活練習や授業の合間に、かなり真剣に就職活動をしていました。近いうちに彼の就活体験を投稿してもらおうと思います。

長男の話によると、内定を総ナメにした強い集団があるそうです。
それは帰国入試で国立大学に合格したグループです。

帰国生で大学受験する生徒の多くは6月に高校を卒業したのち帰国し、夏から秋にかけて私立大学の帰国入試を受験します。そこで受験を終えてしまう生徒もいる中で、国立入試を目指す生徒たちは、2月末から3月初めの国立入試に向けてひたすら小論文や面接などのトレーニングをします。

長男は高校3年生の11月に、IBディプロマの試験を終え卒業し、すぐに単身で帰国し、東京で一人暮らしをしながら御茶ノ水にある駿台国際センターで国立大学受験に向けて勉強をしました。試験準備に充てられる時間が短く、国立大学からは合格をいただけず私立大学に進学しましたが、この時、国立大学に合格した生徒さんたちの就職状況がとても良かったそうです。

帰国生は就職に有利ですが、高い英語力と日本語力があると一層有利なようです。
言葉はコミュニケーションのツールですし、高い言語能力なしに深く思考し人に伝えることは困難です。
帰国生でなくても、留学をしたり、国内で努力することで、英語力を伸ばすことは可能です。吸収力と定着力の高い中高生のうちから頑張ってください。
ゲームやSNSでは高い語学力は身につきません。読書をしてください。
英検に挑戦して、語彙力や読解力を高めてください。
留学をして、自分の英語の能力が海外では小学生並みであることに気づいてください。

英語力がなくても就職に成功する人はたくさんいます。
でも、努力を要した高い語学力は評価の対象になりますし、語学は10代の方が身につくので中高生のうちに英語をしっかりと学び、世界の人と触れ合うことはマイナスにはなりません。

春のシンガポール留学、現在のところ、男子9名 女子6名です。中学生が多いです。
1月以降になると、航空代金が上がってしまいます。
お申し込みはお早めに こちらまで









就活成功のために中高生のうちからできること (1)同じ仲間でいつも固まらない

今日は、アメリカにある大企業のトップの方とお話をする機会がありました。
その時に、新しい人と出会えるパーティの出席をためらう若い日本人社員のことを残念がっていらっしゃいました。

私もこれは大変もったいないことだと思います。
ビジネスマンとしては失格です。

では、研究者なら社交的でなくてもいいかと言ったら今はそうではありません。
年末に次男が訪ねた医学研究の先生によると、最近の研究は一人で成果が出せるものは少なく、それぞれの強みを持った研究者がチームを組んでいるそうで、ネットワークを作れる能力がとても大切になってきているそうです。

就活を終えた長男は、うまく就職が決まらなかった学生さんたちの特徴の一つに、「仲間内でいつも固まっている」こと、を挙げていました。

我が家はパーティやバーベキューをよくするのでお客さんが多く、ありがたいことに、息子たちはみな大人と話すことが大好きです。
バーベキューをしていても、同じ年齢の子どもたちだけで固まっているお子さんをよく見かけますが、私の子どもたちは次から次へといろんな大人の人と話をしています。
大人に慣れているからでしょうが、ゲームをあまりさせず、親子で普段からいろいろなことを話しているからだと思います。社交性が高く、他人の話を聞くことが好きです。

大人はよく「大学で何を学びたいの?どんな就職がしたいの?」というありがたい質問を子ども達にしてくれます。
親がきくと「うっせーなー」となりそうなこんなストレートな質問も、他人が聞くと一生懸命答えたり、考えたりするようです。
また、自分の仕事の内容を熱く語ってくれる大人も多く、これほど参考になる話はありません。

このような機会が多くない家庭でも、地域のボランティアに参加したり、部活や習い事をすることでいろいろな大人に出会うことができます。10代になったら、自分の親以外の大人や外国人と積極的に話をする機会を作ってください。
大人と話す経験の多い学生は就職に有利、という話を聞いたことがあります。

シンガポール留学に行って引率者が一番苦労することは、参加者の学生が日本人同士、同性で固まらないようにすることです。
中高生は話が弾む同じ言語の人が気楽ですぐに固まりがちです。でも大切なのは一期一会の外国人と友達になり、異なる文化を吸収することです。そういう姿勢を持った生徒さんは英語の伸び方も違います。
ですから、バスやレストランで、隣は外国人か異性というルールを決めています。

いつの時代であっても、自分と異なる人、自分には持っていないものを持っている人から、人は多くを学びます。新しい出会いを積極的に作れる人になってください。
そのために留学があるのです。

同じ趣味の人同士で語り合ってばかりでは、なかなか上記の能力は育ちません。
なんでも話せる親友は大切です。宝です。でもそれだけになってはいけません。
いろいろな年齢の人、いろいろな国籍の人と話ができるようになってください。
エスカレーター式の大学付属の内部進学の方は特に、外部の世界の人と接触するように心がけてください。





就活成功のために中高生のうちからできること 

大学全入時代 大学に入ることは2、30年前よりも簡単になりました。
ところが、就職、特に男子学生の就職は、はるかに困難になりました。

有名大学に入っていれば大企業に就職できる、というのは今では幻想です。
有名大学出身でも就職は困難で、そうでない大学ではもっと困難というのが現実です。

シンガポール留学に参加してくれる中高生にはいつもその現実を話しています。
就職の競争はとても厳しいです。親子でそのことを認識してください。

そしてその競争は、中高生の時にはもう始まっています。
なぜなら、就職で問われるのは、大学入試のような筆記試験ではないからです。
何度も何度も厳しい面接を繰り返し、人間性が問われます。それまでの生き方が問われるのです。

私の家には以前から商社に勤める若い新入社員の方がよく来てくれるのですが、彼らと話をしていると皆、本当にずば抜けたものを持っていて、商社希望の長男が就職するのは難しいと内心思っていました。

長男は早稲田大学政治経済学部で体育会所属、英検1級、TOEIC980点。
ひと昔の感覚ですと、就職は簡単だろうと思われますが、違います。

幸い、この6月に商社から内定をもらいましたが、外資系企業や他業種や同業他社からは不採用通知をもらい、就職活動の競争は熾烈だったそうです。

特に、純ジャパと呼ばれる日本でだけ教育を受けた学生の就職は、本当に可哀想なくらい大変な戦績だったと長男は漏らしていました。

これから数回にわたって、就職のために中高生のうちからしておいた方がいいことを書いていきたいと思います。
大学3年生になって親子で焦らないように、現実的な話をここでは書きます。

追記)
ちなみに私は大企業に就職するのが成功だと言っている訳ではありません。
(私はITベンチャーに行ってもらいたかったのですが、適性がなかったようです)
ここでは、親世代とは事情が全く違うこと、時間のかかる準備があることををお伝えしたいと思います。








就活生の多くが受けるSPI試験の問題例、このような問題を短時間にどんどん解いていきます。(中学入試をした生徒が有利??)ちなみにこの問題の答えはCです。






スマホの機能制限方法をご存知ですか?

アメリカの保護者と話していると、スマホやパソコンの利用に対する毅然とした態度に驚かされることが多いです。性犯罪や麻薬などの凶悪犯罪が日本よりも身近な問題だからでしょう。

数ヶ月前、学校のPTA主催の「子どもをサイバー犯罪から守る」という講演会に参加したのですが、
「お子さんのスマホのパスワードを知っている人?』という質問に、100名以上いた会場の2/3以上が手を挙げたのにはびっくりしました。

このブログでもなんども紹介している「母から息子へ スマホを使うための18の約束」
は我が家でも導入しました。

アメリカ人の友人はこれに加えてよく機能制限機能を使っています。
これによって、スマホではインターネットが使えなくなったりゲームができなくなったりします。
最近遊びすぎだから、宿題が終わるまでスマホは電話機能だけ、ということもできます。
方法はこちら(iPhone), (android) です。

IPhoneにはアクセスガイドという機能がついて、子どものスマホ利用時間を制限できます。方法はこちらです。

「うちの学校は、22時から5時までのスマホ利用は校則により禁止です。各ご家庭で制限をかけて下さい」と言ってくださる校長先生のいる学校があれば嬉しいです。



iPhoneの機能制限例 変更には保護者のパスワートが必要です。






カリビアンクルーズ

年末年始の休みに、日本から長男と次男がきました。
家族で何をするか6ヶ月前から考え、周りに相談して、ヒューストンに長く住むご近所の人に教えてもらって決めたのが、カリビアンクルーズ7泊8日の旅。

カリビアンクルーズ? 豪華客船? そんなの無理って思ったのですが、良く調べてみると、大食漢の3人の息子を持つ家族にとってはとても安い!!! 年末年始のハイシーズンなのに、1日100ドル余りで、食事も食べ放題、宿泊もショー鑑賞もすべて込みです! ヒューストンのそばの港から出る船に乗ったので、港までの交通費もかかりませんでした。
寄港地のフロリダのキーウェストとバハマのナッソーとフリーポートでシュノーケリングやパラセーリングを楽しみました。

それはそれは豪華で大満足の旅でした。
朝も昼も豪華なビュッフェ 
夜はフレンチのフルコース しかも前菜、メインをお代わりしても大丈夫。(アルコールは有料です。)
息子たちは日本ではなかなか食べられないステーキやロブスターをそれはもう3年分くらい食べていました。
これをどこかのレストランでしていたら、夕食だけで一人100ドルは超えてしまうのですから、クルーズの旅、食べ盛りのお子さんをお持ちの方はオススメです。

大学4年生の長男と大学1年生の次男と私と夫は、時間があればジムに行って体を鍛えたりヨガをしていました。 ラグビー部の次男は体を大きくする必要があったのですが、アメリカに来て2週間で4kg増えました。長男も秋に部活を引退して一回り小さくなってアメリカに来ましたが、アメリカ人のアスリートの体の大きさを見てショックを受け、かなり食べて鍛えて、現役中よりマッチョになって昨日帰国しました。
ラグビーや柔道をなさっているお子さんを持ちの方、一度テキサスにいらっしゃることをオススメします。日本人とは格段に違うアメリカのアスリートの体格を見ることでリミッターが外れます(笑)そしてクルーズに乗せて、美味しい料理をガシガシ食べさせてトレーニングさせましょう。

さて、13歳の三男はというと、ティーンズクラブ、という同じくらいの年齢の子供達が集まるサークルに入り浸り。夕食時だけ家族と一緒。それも早々に切り上げて、サークルに入ってしまい、夜中まで帰ってきませんでした(笑)。たまに船内で見かけても楽しそうに新しくできた友達と談笑していました。
英語ができて本当に良かったと言っています。
トランプをしたり、客船内でかくれんぼをしたり、ビデオゲームをしたり、鬼ごっこをしたり、踊ったり、カラオケしたり、ボードゲームをしたり、ウノをしたり、宝探しゲームをしたり、Ungameというゲームをしていたそうです。
Ungameとは、カードを引いてその質問に答えるゲームなのだそうです。
「一日中好きなことをして過ごせるとしたら何をする?」といった質問が140種類用意されていて、初対面の人たちと友達になるにはとてもいいゲームなのだそうです。
これは今回シンガポールの留学で使おうと思います!!!!

レストランの給仕や船内で出会う人たちと背筋を伸ばして目を見て英語で堂々と受け答えをする子供達を見て、もうこの子達は私がいなくても世界に羽ばたいていけると確信しました。

自分の子ども達だけではなく、シンガポール留学でご縁のあったお子様方が、英語と国際マナーを身をつけて、世界に飛び立てるようにするのが私の一番の願いです。

2017年 春のシンガポール留学 現在のところ 男子9名 女子4名です。
女子の参加を絶賛大募集中です。

クルージング初日、甲板に立つ長男、このあと7日間で体が1回り大きくなりました。


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